アーユルヴェーダと
滋養する食事がある暮らし

ヴェーダの知識と滋養する食事

私たちに必要な活動ー呼吸、食事、排泄、睡眠

私たちが生きている限り必ず誰もがすること、それは呼吸、食事、排泄、睡眠。

繰り返すことだからこそ、これが快適であるかどうかとても重要です。ヨーガやアーユルヴェーダの教えでは、そのための助言がたくさん伝えられてきました。

数千年も前から、先人が伝えてくれた知恵がどの時代でも色褪せないのは、健康で幸せであるための要素が人間である限り同じだから。当たり前すぎて私たちはそれを見過ごしているのかもしれません。

幸せで健康を保つには、肉体と精神を健やかに保つことが大切です。肉体が痛みや不調と無縁であることが、より繊細でしつけの難しい内面の健康へとつながります。そのために、必要な視点がインドの古典書(ヴェーダ)に詰まっています。

ヴェーダの知識

ヴェーダは人間の心身が自然と調和し充実して過ごすための方法を伝えています。

例えばハタヨーガは肉体を動かし整えていくことで健康になる方法。病気になった時の治療法や体質論、食事に関してはアーユルヴェーダが詳しいです。時間と惑星から法則とワタシを知るにはインド占星術。しかし、これらは膨大なヴェーダの中のほんの一部に過ぎません。

食べたものが身体を作る

アーユルヴェーダに詳しく伝えられている健康法の中でも、食事はとても大きな要素です。食べたものが無理なく消化されて毒素を作らない、そんな滋養する食事が大切だと考えられています。

どんな季節にどんな食事をとるべきか、暑さや寒さの中でとるべきスパイス、気をつけるべきスパイス、食材の性質は何か。また季節の変わり目には穀物を控える断食の習慣があるなど、インドの食生活には自然と寄り添う無理のない教えが伝わっています。

滋養する食事とは何か

しかし、日本とインド、国が変われば食材も変わります。日本では日本の食材や伝統を生かして個人の体質、体調と季節に合う調理ができるはずです。

アーユルヴェーダの知恵を取り入れながらどういう料理が日常に適しているのか、健康を維持するために今何を食べるべきか、それがどんな風に肉体に影響するのか、それは個人個人で異なるので注意深く観察する必要があります。

プネの魅力

2018年からはプネのBSDTパンチャカルマセンターを拠点としてアーユルヴェーダやサトビックな食事の勉強を続けています。雑穀を日常的に使うプネの食生活には、私たちの生活に取り入れやすいことがたくさんあります。そうしたことも今後発信したいと思っています。

蜂は蜜を求めて花から花へ移動して、そして植物の受粉を助けます。私の活動で、アーユルヴェーダやヨガやスパイス料理に興味がある人たちが繋がって、そこで新しい出会いが生まれ結実し、そしてそのキッカケの助けとなれるように、そんな願いを込めてspicebee という名前を使っています。

2023年にNPO法人ヴェーダビージャムを設立しました。このウェブサイトはNPOの食部門という位置付けなので、「アーユルヴェーダの食事」を念頭においています。

何を食べるか、どうやって食べるかはアーユルヴェーダ。肉体を動かし整えていくヨーガ。時間と惑星からワタシを知るインド占星術。

こうした古典学問の知恵で、毎日の生活が華やぎ、潤うことを願っています。

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